卵の薄皮である卵殻膜は、さまざまな場面で活躍をしてくれるため、現在注目を集めています。
しかも、自宅でも卵殻膜のケアアイテムを作ることができるという点がまた嬉しいポイントです。
化粧水やパックを自宅で手作りすることもできるんですよ。
しかし…卵の薄皮って、本当に剥がしづらいんですよね。
卵殻膜が注目されているからと思い、どうにか卵の薄皮を集めてスキンケアアイテムを作りたいと思っても上手くいかないのが現状なのではないでしょうか?
そこで、ここでは卵の薄皮のキレイな剥がし方をご紹介していきたいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
卵の薄皮は生卵で!キレイに剥がす方法
「ゆで卵ならすぐに剥がせるじゃん!」
と思う方もいらっしゃると思うのですが、卵殻膜は熱を通すと成分構造が変化してしまいます。
ゆで卵だと、卵殻膜の本来の力を発揮できなくなってしまいます。
そのため、卵の薄皮は生卵でなければいけません。
しかし、生卵の状態で薄皮を剥がすのって、本当に至難の業なんですよね。
でも、今日からあなたはキレイに薄皮を集めることができますよ。
卵殻膜を剥がした後の生卵は、調理などに使用するようにしてください。
そして、殻の方は、外側の汚れと内側の卵白をキレイに水で洗いましょう。
キレイに洗った殻をボウルなどに水をためて、浸けておきます。
しばらく水に浸けておくと、端っこの方の薄皮が浮いてきます。
剥がれてきたところから、卵殻膜を優しく剥がしていきます。
すると、あら不思議!
きれいに生卵の薄皮を剥がすことができちゃうのです。
少し水につけておくということがポイントです。
ちょっとした裏技ですね。
剥がした薄皮は何に使うのがベスト?
剥がした薄皮は、卵殻膜ですので、ホワイトリカーに1週間ほど浸けてローションとして使用します。
ただし、ホワイトリカーはアルコールですし、卵殻膜は卵が素ですのでアレルギー反応が起こる場合があります。
その場合を考慮して、例え作ったとしても、パッチテストを必ず行うようにしましょう。
化粧品会社から販売されているもののように、添加物が配合されているわけではありません。
ですが、怖いのはアレルギーです。
副作用よりもへたすると怖いですよね。
そのため、使用する前はしっかりとパッチテストをしてくださいね。
パッチテストをして大丈夫であれば、お顔のスキンケアに使ってみたり、薄毛対策をされたい方は頭皮に使ってみたり、全身ツルツルになりたいという方は、全身にパッティングしてあげるのもいいでしょう。
もう一つ注意点としては、保存料などが含まれていないため、卵殻膜は「鮮度」が命になります。
ですので、できるだけ早めに使い切ってください。
早めに使い切れる量を作れば簡単ですよね。
卵殻膜は、お水に浸けておくことでキレイに剥がすことができます。
剥がした卵殻膜は、ホワイトリカーと一緒に寝かせておいてローションを作れば、あとは使用用途はさまざまです。
ただし、アレルギー反応の注意と、なるべく早めの使用を心がけることがポイントになります。
アレルギー反応が心配な方は、パッチテストを必ず行いましょうね。